« ジレンマ[dilemma] 其の壱 | メイン | イメージ »

January 10, 2007

17歳のための世界と日本の見方

●年末に出版された、松岡正剛の『17歳のための世界と日本の見方』が結構売れているらしく、嬉しい。
●すでに3刷りが決まったらしい。
●装丁やらを担当したけど、これまでにない松岡像を打ち出すってのが、それなりに苦労した。
●内容も女子大生向けの講義録集なので、すごくわかりやすい。やっぱり内容が表面に出る装丁が、意味と表現が実は一緒だという仮説の、一つの現れなんだろうな。
●それなりにライトな作りに還元したつもりではある。

●自分のデザインした本がどのくらい売れているかってのは、正直気になる。
●直接自分の売り上げには関係ないのだけど…。
●その話は、またそのうち。

●本当に面白い本です。
●ここで言う「17歳のために」ってのは、17歳向けというよりは、17歳の時に読んでおけよってことです。
●本当は今の僕らぐらいが読むのが一番面白くは感じる。

●何が面白いのかって、人間の意識の発生から、東洋・西洋の文明や文化が、宗教や物語とともに、どのように発達し、どこで出会い、そして現代にもどんな問題を残しているのか、ということが、さらっと読めるのだ。
●ある種のインデックスとしても非常に有益だと思う。どこからでも事柄に突っ込める。

●興味ある方、買ってみて下さい。

投稿者 mikandesign : January 10, 2007 01:30 AM

コメント

これおもしろそうだから、買おうと思っているよ。

投稿者 hiraoka : January 10, 2007 09:27 AM

本当に面白いのでみなさん読んでください。
装幀が素敵ですよね!

投稿者 esk ysk : January 10, 2007 11:35 AM

買ってみま〜す!
セイゴウ先生ご活躍ですね。
ミカンさんも。

投稿者 オマビ : January 10, 2007 11:41 AM